mariko-no-hitorigoto’s blog

麻里子の独り言  (2021年9月からの新ブログです。amebloより引っ越してまいりました)

有松絞りまつり

次の土日の大学のスクーリングまでに、9つのパターンに布を絞るという課題があり、頭を抱えておりました。

 

テキストや色んな本や動画を見ても、なんとなくしかわかりません。

 

そこでふと、有松絞りの有松って名古屋だったよな・・・

絞り体験できないかな・・・

 

と、一昨日ネットで検索してみました。

 

すると「有松・鳴海絞会館」にて体験ができると知り5日に予約したいと電話を入れると、簡単なものなら予約なしでできるとのことでした。

 

しかし駐車場がないとのことなので、国府宮から電車に乗って有松へ行くことにしました。

 

そして昨日、午前10時12分の急行に乗って有松へGo。

 

電車でも着物や浴衣姿の方を結構見かけたのですが、なんと4日、5日は有松絞りまつりが開催されていたのです!

 

しかも3年ぶりの開催日に、たまたまお邪魔するという幸運。

 

4月にも、3年ぶりに開催されたという羽島の美濃縞伝承会の展示会に行かれたのもたまたまでしたし、きっと神様が「頑張りなさい」と応援してくれているのではないでしょうか^ ^

 

右も左もわからない有松ですが、着物姿の女性たちの向かう方に行ってみました。

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すると古い街並みがありました。

 

目指すは有松絞り会館でございます。

 

途中、中日ドラゴンズ中村元コーチを発見!

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からくり人形の乗った山車が展示されていたり

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パレードがあったりと見どころ満載でしたが、一路有松・鳴海絞会館へ。
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しかし、体験会場は別の場所にあるとのことで、そちらに向かいました。

 

ハンカチか手拭いかを選べましたので、手拭いをチョイス。

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手蜘蛛絞りの体験です。

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先生に教えていただきながら、5種類絞りました。

 

 

それを染織していただきます。

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青色を選び、絞った手拭いを渡します。

 

すると、水に漬けてからスレン染料の中に投入されました。
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ちなみに青の染料を見てみると、液体は黄色でした。

化学反応で青くなるのですね^ ^

 

 

染め上がったものは水の中ですすがれ、脱水機へ。


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脱水機から出てきたものがこちらです。
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括った糸をほどくと、絞りの手拭いの出来上がり!

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ちゃんと模様が付いていて、感動しました!

 

そんな中、染め上がったものから、スーパーボールを取り出している人たちがいます。

 

周りをよく見てみると、スーパーボール絞りというものもあることに気付きました。

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そこで、もう一度体験を申し込み、スーパーボール絞りに挑戦することにしました。
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見本もありました。
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スーパーボールを包んで輪ゴムで縛ります。
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スーパーボール染めは、ピンクにしました。

 

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絞り方が雑でしたが、雑に絞るとこうなるということがわかり、有意義でした^ ^

 

 

絞り染め体験を終える頃、午前中所用があり後から追いかけて来た夫が到着しました。

 

合流した後は名古屋をぶらっとして帰ろうかと思っていたのですが、昨日は嬉しいお祭りでしたからね!

ゆっくり楽しむことにしました^ ^

 

 

有松絞りの実演が見られたり

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おけわんこに遭遇したり
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塩唐揚げをいただいたり
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マヨ唐揚げをいただいたり
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かき氷をいただいたり


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もちろん有松絞りの色んなお店に行きました。

 

そして再び有松・鳴海絞会館へ。

 

2階にて有松絞りのビデオや展示が見られるのですが、もう一つラッキーなことがありました。

 

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ベテランの絞り職人のお母様方が9名、それぞれのパターンで実演されていました。

 

ちなみに有松絞りのパターンは100以上あるとか。

一人の方が色んなパターンで絞るのではなく、一つの絞りに撤しておられるそうです。

 

また一反を絞っていて病気などで絞れなくなった場合、残りがほんの僅かでもどなたかに引き継いだりせず、全部解いてしまうそうです。

 

 

とっても優しい職人のお母様方が、色んなことを詳しく教えてくださり、大変勉強になりました。

 

また普段は土日にお二方が実演されているそうで、その場合2パターンしか見られませんが、今回は沢山のパターンが見られましたから、本当にラッキーでした。

 

 

こちらには、随分と長居したように思います。

夫は椅子に座って寝てました(笑)

 

 

 

そして再び腹ごしらえです。

 

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豚トロ丼や

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ポテト

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ハンバーガーをいただきました^ ^


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腹ごしらえを終えたあとは、あちこちを見てまわりました。

 

有松絞りと生花は良く合いますね^ ^

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すると、興味をそそるお店を発見!
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井桁屋さんというお店です。

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中に入ってみると、沢山の反物がありました。

 

奥にはB反コーナーがありました。

 

 

反物のB反というと、仕立ててしまったらどこにキズなどがあるのかわからなくなってしまうものなので、掘り出し物はないか探してみました。

 

すると、めちゃくちゃ好みの反物を発見!

 

体に当てがってもらうと、とても良い感じです。

 

お店の方に「湯のし代と仕立て代を合わせておいくらになりますか?」と聞くと・・・!?!

 

「ごめんなさい。こちらはB反ではありませんでした。どうらや紛れ込んでしまったみたいで・・・」とのこと。

 

しかもB反ではなくても、お値打ち価格になっている反物でもないではあ〜りませんか(゚o゚;;

 

再びB反やお値打ちな反物を探しますが、一度気に入ってしまったもの以上のものは見つからないものなんですよね・・・。

 

そこで夫に「お値打ち品じゃないけど、どうしても気に入っちゃいました。買っても良いですか〜?」とお伺いを立てると、OKサインがでました。

 

夫様、本当にありがとうございますm(_ _)m

 

 

ということで、仕立てをお願いしてお会計を済ませました。

 

今月は投げ釣り温泉旅行に行きたかったのですが諦めます(^_^;)

 

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縦のラインが珍しい絞りの浴衣でございます。

8月6日に仕上がるそうで、今から楽しみです♪

 

いっぱい見た後はアイスでひと休み。

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再び町を歩きます。

 

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初めて訪れた有松ですが、大好きになりました。
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こちらでは反物が腰が抜けるくらいのお値段で売られていました。

 

長年蔵に眠っていたものだそうで、昭和に作られたものもあるのではということでした。

 

一つ一つ手作業で絞られた反物というのに破格で売られてしまったら、絞られた方は天国で泣いているかもしれませんね。

 

そんなことを思いながら、有り難く3反買いました。

 

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小物やバッグなどを作りたいと思っております。

 

 

有松に行ったおかげで、とても勉強になりましたし、めちゃくちゃやる気が出てまいりました。

 

クリエイティブな才能を持っていませんし、器用なわけでもないので、勉強あるのみです^ ^