ブログが前後しますが・・・
昨日は鑑定業務がなかったので、大学の課題である緯絣(よこがすり)に専念することにしました。
前夜に染めた経糸(たていと)を玉巻にしようと、下のかせくり器に糸をかけ、糸を巻き取ろうとしたのですが、スムーズに糸が引き抜けません(・_・;
この作業は5分ほどで終わるものなので、玉巻にしたら整経して織りに入る予定だったのに・・・
糸を絡ませてしまったではあ〜りませんか´д` ;
糸絡みについては、釣り教室で生徒のお子さんが時々リールの糸をくしゃくしゃにしてしまったものを直したりするので、余裕、余裕と思って解きはじめました。
ところが!両端を絡めてしまったせいか、それぞれ少しずつ解いていったのですが、なかなか解けません。
解きはじめて6時間経過しても、この有様です。
ひたすら解いていきますが、途中ドツボにハマっているのだと気付きました。
諦めてやり直そうかな・・・とも思いましたが、この経糸を諦めると、長さを測り防染のために括った緯糸(よこいと)も一緒に染め直さなければならないため、一からやり直しとなります。
今までの工程にも何時間も費やしていますから、一からやり直そうか、頑張って解くか悩むところでしたが、きっと解くほうが早いのではと、解き続けました。
しかし、8時間経過しても、10時間経過しても解けません。
こうなると、意地というか根性です。
「これはみんなが通る道なんだ」
「失敗は成功の母」
「初心者のうちに失敗して懲りれば、今後のもっと難しい課題に取り組む時に苦労しなくて済むんだ」
「人生、何一つ無駄なことはない」
「こんな思いをした後は、きっともの凄い良いことがあるに違いない」
などと言い聞かせながら、延々と解きます。
10時間近くは音無しで解いてましたが、やっぱり音はあった方が気が紛れるかなと、最近ハマっているWひろゆきさんのラジオなどを切り抜きしたYouTubeをかけ、ひたすら続けました。
※Wひろゆきさんというのは、勝手に名付けたひろゆきさんと江原啓之さんです
ちなみに江原啓之さんは、以前週刊誌でたたかれていたので怪しいスピリチュアル系の人なのかなと思ってましたが、とても現実的なことをおっしゃる方なんですね。
しかも毒舌で面白いです。
週刊誌やTV報道やネットニュース、人の噂などを鵜呑みにするのはやっぱりよろしくありませんね。
自分の目や耳で判断しないとな!と改めて思ったのでありました。
話はそれましたが、お二方とも物事をはっきりおっしゃいますし、共感できることも多いので、最近作業中によく聴いています。
そして解き続けること17時間で、ようやく解ききりました。
〜今後の教訓〜
糸は絶対にからませない!!!
解いた経糸は、玉巻にして終了!
緯糸と一緒にパチリ
紅茶で染めたのですが、玉巻にすると荷紐みたいですね(≧∀≦)
ちなみに下の写真は、紅茶で染めてから媒染液に浸しているところです。
染織に時間がかかるので、ノンアル酎ハイを飲みながら(≧∀≦)
解く作業に朝までかかってはしまいましたが、午後からは着付け教室にて早速良いことがありました。
同じく教室で学んでいらっしゃるSさんに玉置浩二さんのDVDをいただいたのです^ ^
これがまた痺れます。
やっぱり辛い思いをしたあとには、良いことが待ってますね!
「明けない夜はない」